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SEO対策!キーワードプランナーを使った検索ボリュームの抽出方法
「SEO対策を行っているのになかなか集客できない。」「みんな言っていることが違くて何を信じたら良いのか分からない。」など、サイト管理者は悩みが多いのではないでしょうか。
SEO対策を行う上で知らなくてはならない検索エンジンアルゴリズムは、年に数回のメジャーアップデート、数百回のマイナーアップデートが行われているので情報の鮮度が求められます。しかしながら最新の情報を必死に集め、その度にサイトを改善するのは大変ですね。
SEO対策は様々な施策がありますが、ここでは検索エンジンアルゴリズムの急な変化に左右されにくい、「キーワード対策」をお伝えしようと思います。
今回お伝えする内容は当sitebookが実際に行い、最もPV上昇に貢献した解析方法です。ぜひ参考にして下さい。
sitebookのPV数と上位のチャネル
sitebookはサイトを構築するにあたって、特にSEO対策に力を入れています。実際に行った施策は200項目以上ありますが、中でも「キーワード対策」が特に重要です。
まずは、sitebookのSEO対策の実績をご紹介いたします。
2014年1月1日0時OPEN!!
年月 | 1ヶ月間のPV数 | 記事数 | 1記事あたりのPV数 |
---|---|---|---|
2014年1月 | 655PV | 6記事 | 109PV |
2014年2月 | 611PV | 7記事(合計13記事) | 47PV |
2014年3月 | 3,193PV | 16記事(合計29記事) | 110PV |
2014年4月 | 30,823PV | 5記事(合計34記事) | 906PV |
2014年5月 | 61,567PV | 5記事(合計39記事) | 1,578PV |
2014年6月 | 70,012PV | 10記事(合計49記事) | 1,428PV |
2014年7月 | 74,434PV | 9記事(合計58記事) | 1,283PV |
2014年8月 | 77,272PV | 更新なし(合計58記事) | 1,332PV |
2014年9月 | 87,572PV | 更新なし(合計58記事) | 1,509PV |
2014年10月 | 103,593PV | 更新なし(合計58記事) | 1,786PV |
2014年11月 | 142,227PV | 3記事(合計61記事) | 2,331PV |
2014年12月 | 146,927PV | 2記事(合計63記事) | 2,332PV |
——-
表を作って改めて思ったのですが、月によって更新記事数の波がありますね。。ちなみに8月から他のサイトを作っていたので更新が滞っていたのです・・・今年はもう一つのサイトと、sitebookを定期的に更新します(小声)。
——-
上の表で注目していただきたいのが、8月から更新が滞ったにも関わらずPVが上昇し続けました。その理由は、サイトの初期構築からSEO対策を意識した作りをしたおかげです。なぜ、SEO対策がsitebookのPV上昇をもたらした要因なのか、下の図をご覧下さい。
抽出期間:2014年1月~12月
実にsitebookの集客チャネルの87.9%がOrganic Search(自然検索)経由なのです。従って、PV上昇の要因のほとんどがOrganic Search経由であることが分かります。
キーワードボリュームを調べるにはキーワードプランナー
キーワード解析を行う上での重要な指標は、「キーワードボリューム」です。ユーザーが月間に何回検索するか調べることにより、コンテンツの方向性を定めることが出来ます。
キーワードボリュームを調べるには様々なツールがありますが、sitebookではGoogleの純正ツール「キーワードプランナー」を活用しています。無料で使用することができ、かつ操作がしやすいのが特長です。
※もともとの用途は、Google Adwordsの広告出稿アシストツールなのですが、キーワードボリュームを把握できます。
トマト農家が新たにウェブサイトを作る設定
では実際にどのようにしてキーワードボリュームを調べ、どのようにしてサイトのコンテンツを決めていくのでしょうか?
今回はトマトを栽培している農家が、
- もっとトマトのことを知ってほしい
- 通販でトマトを販売したい
というような目的を持ってウェブサイトを作成すると仮定します。
ウェブサイトを作る際に、どうしても「どんなデザインにしようか」「どうやってキレイな写真を撮ろうか」など、視覚的な面(Webデザイン)を重要視しますが、「どうやって沢山のお客様にみてもらうか」を初期段階から考えて設計することが重要です。実はこれが出来る人はなかなかいません。
GoogleアカウントとGoogle Adwordsアカウントを取得しよう
キーワードプランナーを利用するには、以下のアカウントが必要です。
- Googleアカウント
- Google Adwordsアカウント
Googleアカウントの取得方法
Googleアカウントの取得するには、以下のページを参考にしてください。
Googleアカウントの新規作成・登録方法
https://sitebk.com/analytics/google-account/
Google Adwordsアカウントの取得方法
Google Adwordsアカウントを取得するには、下記のURLをクリックしてください。
https://www.google.co.jp/adwords/
メールアドレスを入力し、その他各項目を確認し、「保存して次へ」をクリックします。
以下の画面が表示されましたら完了です。
上部のタブにある「運用ツール」をクリックし、「キーワードプランナー」をクリックしましょう。
キーワードプランナーを使って月間平均検索ボリュームを抽出しよう
まずはGoogle Adwordsにログインしましょう。
※2015年1月現在のキーワードプランナー画面です。
以下はキーワードプランナーの初期画面です。「オプションを選択してください」の下にあります、「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」をクリックします。
「新しいキーワードと広告グループの候補を検索」が展開されますので、宣伝する商品やサービスのテキストボックス内に、キーワードボリュームを調べたいキーワードを入力します。
今回は、トマト農家のサイトなので「トマト」と入力しました。入力し終わったら、「候補を取得」ボタンをクリックします。
「トマト」キーワードに関する、平均月間検索ボリュームの棒グラフや広告グループ候補が表示されました。現在、「広告グループ候補」のタブがアクティブになっているので、その右側にある「キーワード候補」をクリックします。
トマトに関する単体キーワードの検索ボリュームならびに、複合キーワードの月間平均検索ボリュームが一覧で表示されたことを確認し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
任意のファイル形式(ここではExcel用CSV)を選択して、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
(キーワード数が「801つ」取得できました。)
「ファイルを保存」ボタンをクリックします。
CSVを任意の箇所にダウンロードしたら、今回は「Excel用CSV」でダウンロードしたので、Excelでファイルを開きます。以下の様に表示されておりましたら成功です。
データを整理しよう
「検索キーワード」と「月間平均検索ボリューム」のデータが必要なので、その他のデータ(赤枠)につきましてはカットの対象とします。
※削除した「Suggested bid」は推奨入札単価です。Adwordsを利用するユーザーのための数値です。
※削除した「Competition」は競合性です。競合の数値を見てキーワードの管理を行う術もありますが、管理が複雑になるのと、SEO対策をきっちり行えば、競合が多くても上位表示が可能なのでカットします。
以下の様に2列になりました。
1行目に「フィルタ」をかけて、「Avg. Monthly Searches (月間平均検索ボリューム)」を降順に並び替えます。
トマトキーワードに関連する各キーワードボリュームが多い順に並び替えられ、キーワード解析をする準備が整いました。
まとめ
以上のように、Googleが提供している「キーワードプランナー」を使えば、簡単に月間平均検索ボリュームを取得することが可能です。
今回は検索ボリュームデータの準備でしたが、次回はこのデータを元にキーワードの分類方法をお伝えいたします。
→ブロガー必見!キーワード分類でサイトのアクセス数を増やす方法
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